日本は世界的にみて肝がんの多発地域です。毎年約3万人が肝がんで死亡しています。肝がんの主な原因はB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスの持続感染です。近年、治療効果の高い直接作用抗ウイルス剤が登場し、C型肝炎の治療は飛躍的に進歩しました。ウイルスを容易に排除できるようになりました。
 一方、肝炎ウイルスは肝臓以外の病気を起こします。こうした「肝外病変」として、扁平苔癬やシェーグレン症候群が知られています。
 このような背景の中で、歯科医師は常に安全な歯科治療を提供する必要があります。日常臨床で遭遇する患者の基礎疾患をどのように捉え、どうやって歯科治療を進めるべきを考えることはとても重要です。日常臨床で役立つために「肝炎講座」を企画いたしました。

◆実施計画表◆


※こちらから各ポスターが閲覧できます

回 数 開 催 日 場 所 内 容
第01回 2015.11.08 福岡県
福岡市
◆ 肝癌の現状〜これまでの肝癌・これからの肝癌
◆ 歯科医療従事者としてウイルス性肝炎をどう捉えるか?〜口腔病態と対策第
第02回 2018.06.14 島根県
浜田市
◆ 感染予防対策研修 〜歯科医師が知っておきたい肝炎ウイルスの基本
第03回 2018.07.14 大分県
大分市
◆ 感染予防対策研修 〜歯科医師が知っておきたい肝炎ウイルスの基本
第04回 2018.07.28 静岡県
富士市
◆ 歯科医師が知っておきたい肝炎ウイルスの基本 〜治療戦略に向けて
第05回 2018.08.30 山口県
萩市
◆ 歯科医師が知っておきたい肝炎ウイルスの基本